栄東小で久々のスクールゾーン実行委員会

 新型コロナウィルス流行により、中止となってきた栄東小学校のスクールゾーン実行委員会が、12月12日に4年ぶりで同校で開催されました。委員会では会長挨拶と委員の自己紹介ののち、児童の登校状況、通学路などの説明があり、議事の5年度事業計画、収支予算については原案どおり決定されました。

 意見交換では、学校からおはようプロジェクトの情報提供があり、3つの小学校、栄中学校の合同で実施されており、挨拶の輪が広がっているとの報告がありました。

 出席された方々からは、たんぽぽ町内会の髙橋会長からは「冬季間狭くなる通学路の歩行者数の調査結果を公表することと、除排雪体制をしっかりしてほしい」、新生町内会の南口会長からは「町内会で除雪機を購入したので自宅付近な狭い歩道も除雪に協力したい」との話がありました。

 また、菊地・栄東連合町内会長からは、「除雪センター、土木部も万全の体制で通学路排雪を行っていただいているが、歩道排雪ができない箇所や降雪時間帯で間に合わない場合もあり、交通安全指導員や地域も協力するので、PTAなどは休日明けなどは当番制で見守りが必要ではないか」との問題提起がありました。

 さらに、東警察署からは、登下校や外出時の冬の交通事故を防ぐために、「車道を歩くときは前後左右の動きを注視し、車道の左を歩くのは車が見えず禁物であること。車道と歩道の間の雪山に上がらない、雪山の影からいきなり飛び出さない、外出時には夜光反射材をつける」などの基本に留意し、児童を指導してほしいとの話がありました。

 こうした児童の安全を守ろうというみなさんの思いが、地域の安全安心な暮らしを実現すると言えましょう。

(取材・撮影 菊地裕嗣)