雪まつりウエルカム事業15年の軌跡

つどーむ会場入り口を飾るウエルカム雪像

 新型コロナウイルスの流行で、2021年のさっぽろ雪まつりは中止され、栄東地区で実施していた「雪まつりウエルカム事業」も残念ながら開催がかないませんでした。そこで、雪まつりウエルカム事業15年の軌跡を8回にわたって写真で振り返って紹介します。

 雪まつりウエルカム事業は、第57回さっぽろ雪まつり(平成18年)の第2会場が「サッポロさとらんど」に変更されたときから始まりました。この際に結成された「ひがしく雪まつりウェルカム協議会」が来場者を「おもてなしの心」で温かくお迎えしようという取り組みが起源になっています。 栄東地区では、当初、スノーキャンドルの設置やシャトルバスの案内を実施していましたが、第60回雪まつりに第2会場が「つどーむ」に変更されてからは、地元地区として会場内にウエルカム雪像(中雪像と雪だるま)を制作し、地下鉄栄町駅では来場者を横断幕でお迎えしてシャトルバスに案内をする「栄町元気プロジェクト・雪まつりウエルカム事業」へと発展しました。平成31年に同協議会の事業が役目を終えた後も栄東地区子ども未来会議が独自に事業を継続しており、国内外の観光客の皆さんに地元ならではの歓迎と「おもてなしの心」を発揮し喜ばれています。
 この冊子は、栄東地区での15年間に渡る活動の軌道を回想し、参加された多く
の皆様に労いと感謝の気持ちを込めた記録です。 皆様方が「先達の証」を継承され、さらなる発展を目指して「魅力あふれるまちづくり」に挑戦していただければ幸いです。


  栄東地区子ども未来会議 代表 菊地 裕嗣

注)2021年は「オンラインさっぽろ雪まつり2021」が実施され、来場型の会場展開は見送られました。

1. 雪まつりウエルカム事業の沿革

2. さとらんど時代、温かみある雪あかりで歓迎

3. 雪まつりウエルカム雪像の変遷

4. キュート!小学生のつくった雪だるまが人気

5. 厳寒の中、地区の総力で創った中雪像

6. 横断幕と道案内で来場者を大歓迎

7. 体験型のつどーむ会場が動員力に貢献、8. 海外客にも大人気の撮影スポットに