それって特殊詐欺!栄東で街頭啓発

 公的年金の支給日である6月15日、北洋銀行栄町支店までに、栄東連合町内会防火防犯部(中谷暁生・防火防犯部長)が特殊詐欺防止の街頭啓発を実施しました。街頭に立ったのは、昨年、防犯功労者表彰を受賞した同町内会女性部など5名で、銀行などに向かう方々に、「特殊詐欺が増加しています。ご注意ください」と呼びかけながら啓発グッズを配布しました。

 特殊詐欺の被害は、この5月末現在、被害額約1億4千万円・認知件数60件(2023年全道の暫定値)となっており、被害が後を絶ちません。つい最近、東区の一般住宅に区役所の職員を名乗る男などから「書類を送ったが返信がない。」「医療費の還付金がある。」「ATMで手続きが出来る。」などと電話があり、男の指示通りにATM操作し、お金を騙し取られる還付金詐欺事件が発生しました。「ATMを操作して還付金が受け取れます。」という話は詐欺です。メールや電話でお金の話が出たら要注意です。

 詐欺犯と接触をなくすため、在宅中も留守番電話にして、着信時に心当たりのない電話番号の時には電話に出ないようにするのも有効な防止策です。「詐欺電話が来たら#9110」に相談しましょう。

高齢者に語り掛けながら啓発品を渡す参加者
開始前の事前打ち合わせ