ポストコロナに向け未来会議本格スタート

 5月18日、日の丸会館で栄東地区まちづくり未来会議総会が開催されました。同会議は、平成16年の創設され、当時は子ども未来会議という名称でしたが、向こう10年のまちづくりの指針である「栄東地区まちづくりビジョン」を定め、令和3年4月から栄東まちづくりセンターの運営を受託したのを機に、「まちづくり未来会議」と名称変更しています。

 失われた3年ともいうべき新型コロナの影響で事業は規模を縮小し、創意工夫で活動を進めてきましたが、ポストコロナに向けてさらに充実した活動をすべく、総会では、構成団体・機関に4年度事業・決算、そして新年度事業計画・予算などを報告しました。

 5年度はいよいよ伝統行事復活プロジェクトが本格スタートします。8月5日、6日にはひのまる公園で地域が一体となって盆踊りを復活します。これにより、栄東地区の子どもたちの夏休みの思い出づくりを担い、健全育成とふるさと意識の醸成を図り、「子どもが健やかに成長できるまち」を目指すものです。

 報告の後は、情報交換に入り、東警察署栄東交番の高梨係長から栄東地区内の犯罪状況にかかるお話があり、また、建て替え中の栄東交番は9月中旬ごろには竣工する予定との説明がありました。また、東区第三地域包括支援センター、介護予防センター栄・丘珠からも高齢者の健康づくりの大切さや業務に関する報告がありました。

 栄東地区まちづくり未来会議では、今後もこうした構成メンバーが集まる機会をつくり、さらに「安全安心で活力と魅力あふれるまちづくり」を進めていくとしています。