消防団栄分団、歳末の特別警戒を実施

▲山口分団長(写真右)と菊地・栄東連合町内会長(中央)、同中谷・防火防犯部長(左)
 消防団は、消火活動だけではなく、地震や風水害等の大規模災害時の救助救出活動、避難誘導、災害防御活動など非常に重要な役割を担っています。また、平常時には住民への防火指導、特別警戒、応急手当指導等など地域に密着した活動を展開し、地域の消防力・防災力の向上や地域コミュニティの活性化に大きな役割を果たしています。

 栄東地区にも札幌市東消防団栄分団(山口隆志団長、団員27名。栄東と栄西地区を含む地区)が活躍しています。歳末は、特に火災に注意しなければならない時期です。東消防団栄分団では、12月24日~29日の6日間の特別警戒を実施しています。このため、栄東連合町内会防火防犯部(中谷昭暁・部長)では、12月26日夜、同分団の詰所(東区北46条東2丁目)を訪ね慰問・激励しました。

 期間中、毎夜4、5名の団員が詰めて火災などの警戒にあたっており、地域に密着した活動で安全安心な暮らしを支えていただいています。この日、菊地裕嗣・栄東連合町内会長とともに同分団詰所を訪問し、栄分団の日ごろの活動に感謝申し上げるとともに、夜間の特別警戒に対して慰問・激励を行いました。

 歳末は寒さが厳しくなり、火気の使用頻度が高くなるうえ、空気も乾燥し、火災発生の恐れが増します。昨冬は、栄東地区の火災でお二人が亡くなるという痛ましい事故が発生しています。一人ひとりの心がけで火災を予防しましょう。

▲東消防団栄分団の詰所。階下にはポンプや土嚢など防災機器が保管されています