特殊詐欺急増の中、栄町駅前で防止街頭啓発

▲寒さの中、特殊詐欺防止を呼び掛ける連町防火防犯部、女性部などのみなさん

 令和4年の道内の特殊詐欺の被害は、前年と比べ件数で2倍以上の280件、被害金額で4倍以上の約11億9千万円と急増しています(2022年11月末暫定値)。

 幸い栄東地区では被害はないようですが、対岸の火事とは言えません。こうした中、栄東連合町内会防火防犯部では、同女性部と連携して12月15日地下鉄栄町駅の北洋銀行栄町支店前で特殊詐欺防止キャンペーンを実施しました。同日は、年金支給日ということもあって年金を引き出しにくる高齢者などに、啓発品を配布しながら、特殊詐欺に注意するよう呼びかけました。

 分かっていても、いくつもの情報をどんどん入れられ、その全部が重要だ、と言われてしまうと普段通りに思考できなくなると言われています。「孫や息子が事故や事件を起こした。だから、示談金が大至急必要(オレオレ詐欺)」「あなたの口座が犯罪に利用されている。だからすぐにキャッシュカードを交換しないと危ない(預貯金詐欺)」などが典型です。高齢者をねらう特殊詐欺の電話は、どれも一番最初にほぼご自宅の固定電話にかかってくろと言われます。留守番電話機能があればご自宅にいるときにも常時セットしたり、録音機能のある装置を取り付けたりなどの対策を求められます。家族、そして地域の絆で高齢者を特殊詐欺の被害から守りましょう。


▲地下鉄栄町駅の北洋銀行前で「特殊詐欺にお気をつけください」と啓発品を配布するみなさん


▲本日のキャンペーン参加のみなさん(北洋銀行栄町支店の前)