通学路に係る要望相次ぐ。栄南小スクールゾーン実委

 12月14日、栄南小学校でスクールゾーン実行委員会が開催されました。まず会議では、南東側の変則交差点の横断歩道設置が懸案事項ですが、関係機関と調整の結果、どうしても見通しが悪く設置は困難であることから、代替案として通学路を変更して学校の南正面に横断歩道を設置してもらうことにしたいとの提案がありました。周辺の町内会も同意されているということで、参加の皆さんも同意し、令和5年度中に設置を要望していくことになりました。
 
 次に、東警察署から、今年東署管内で小中学生の交通事故について報告がありました。また、東署管内で大人も含めて92件の自転車事故がありましたが、82件はヘルメット着用がなく、着用していれば重症にならない事故もあったそうで、ヘルメット着用の大切さについてお話がありました。地域や学校でも、今後、何らかの着用促進が求められていると言えましょう。

 また、参加者からは、関係機関に対して「冬期間、押しボタン式信号機が雪で押せない状態になることもあり、何とかしてほしい」「通学路の歩道が雪に埋まり、雪山や車道の歩かざるを得ないときがあったので今冬はしっかり対応してほしい」などの要望がありました。東警察署からは、「雪に埋まった押しボタン式の信号機をみつけたら。110番してほしい。警察官が見に行って対応します」、東区の土木センターからは、「昨年のようにならないよう、早め早めの出動などで対応します」との回答がありました。同委員会の目的にふさわしく、参加者の皆さんからは、児童の交通事故防止のため、真摯な意見・要望が相次いでいました。