故人の遺志を継承、交通安全たまねぎキャンペーン

▲栄町交差点でたまねぎを配り、交通安全を呼びかける皆さん

 10月12日、地下鉄栄町駅交差点で道行くドライバーや歩行者に東区特産のたまねぎを配布しながら交通安全を呼びかける「交通安全たまねぎキャンペーン」が開催されました。昭和61年から続く栄東地区の伝統行事です。

 創設されたのは、今年4月に亡くなられた故・氏家謹一様(開始当時・栄東連合町内会交通部長、元連合町内会長)で、開始当初から配布するたまねぎの寄贈を続けられていました。今年は、その遺志を受け継がれたお孫さんの氏家正喜様からご寄贈を受けて実施され、「今後もできる限り続けていきます」との申し出も受けています。

 参加したのは、連合町内会や単位町内会、交通関係団体の役員など約50名です。故人の交通安全に対する並々ならない思いを受けて、追悼の意味も込めながら、皆さん一層力を入れて交通安全を呼びかけていました。

 配布したのは、たまねぎ600袋余りですが、30分ほどでなくなり、街頭啓発を終え、会場を日の丸会館(東区北41条東14丁目)に変えて交通安全教室も実施しました。「交通安全たまねぎキャンペーン」は、今後も絶えることなく、長く続くことでしょう。

▲東栄内科クリニック前での開会式。小倉・交通部長が挨拶し、小田原・東区長と佐藤・東警察署長から激励も
▲栄町交差点の4つ角に立ち、たまねぎ配布や交通安全旗を振る参加者の皆さん
▲氏家正喜さん(左上写真中央)から寄贈を受けた「たまねぎ」に安全へのメッセージを添え袋詰め

▲交通安全教室の様子