介護保険活用法を学ぶ。栄東福まち研修会

 9月29日、栄東地区福祉のまち推進センターの「福まち研修会」が日の丸会館で開催されました。テーマは、「住み慣れた地域で元気で過ごすために~介護保険制度について知っておこう」と、創設された22年余りの介護保険を取り上げていました。

 ご家族などで利用経験がない方にとっては、どのような利用ができるのか、また、申請はどのようにするかなどは分からない方も多く、まず、基本的な知識を学ぼうというものです。研修会は、感染防止のため、同じ内容で2回繰り返す2部制で実施され、前半は、東区第三地域包括支援センターの小笠原祥子さんが「介護保険の基礎知識」を講義し、後半に介護予防センター栄・丘珠の相談員の阿部和佳子さんの指導で、参加者全員で軽い脳トレを実践しました。

 講義のあとは、参加者から「認知症の場合、どのように申請すればよいのか」「申請には医者の診断書が必要なのか」「かかりつけ医がいなく認知症が疑える時何科に受診すれば良いのか」などの質問が出されていました。

 前後半併せて、関係者を含めて80名余りが参加されました。介護保険は、残された能力を生かし、足らざる分を介護サービスで補いながら、住み慣れた地域でみんなで支えあいながら暮らしていこうという仕組みです。高麗者が急増する中、不可欠な仕組みであり、うまく活用していつまでも安心して地域で暮らしていきたいものです。

 栄東地区福祉のまち推進センターでは、今後も「高齢者が安心して暮らせまち」を目指して活動を進めてまいります。

(写真上は、講演された東区第三地域包括支援センターの小笠原祥子さん、写真下は、健康体操を指導していただいたの阿部さん)


(今回の研修の企画・実施にご協力いただいた東区保健福祉課、東区第三地域包括支援センター、介護予防センター栄・丘珠、東区社会福祉協議会の皆さん)


(司会や挨拶する福まちのメンバーと研修会風景)