生活道路の排雪が大幅に遅れます。事故にご注意!

 2月6日の大雪は、札幌市内の24時間降雪量が60センチ(東区では70センチともいわれます)に達して、1999年の統計開始以降最多を記録したと報道されています。このため、JR北海道の全面運休や市内のバスの運休、自動車交通の大渋滞という未曽有の雪害をもたらしました。

 2月7日の札幌市長の記者会見で、札幌市と町内会等が協働で行う生活道路のパートナーシップ排雪が遅れること、施工方法を変えて通常の7割程度の排雪にするとの公表がありました。また、町内会長あてには、2月10日ごろからお知らせの文書が届いています。

 未曽有の豪雪に已むを得ない対応でしょうが、町内会の役員には困惑が広がっています。

 まず、「報道先行で事前に何の相談、お知らせもなかったこと」「町内会員への対応の準備ができていなかったこと」、「水準を下げて負担額は減額はされるが、町内会の会員や会員以外から通常の負担額を徴収しているため、説明が必要にもかかわらず、1通の文書のみで周知は町内会で行うこととされたこと」、「排雪が遅れるというだけで、町内会員などに具体的な説明ができないこと」、「水準を下げてどのような影響があるかも説明できないこと」など、とても一方的な決定でパートナーシップとは名ばかりの対応ではないかということでした。

 除雪や排雪を行う皆さんは昼夜を問わず、一生懸命作業をしていただき頭の下がる思いです。雪害という大災害に見舞われたのですから、除雪や排雪の遅れは多くの市民が理解はしてくれる内容です。もう少し、丁寧な説明、周知の方法があったのではないでしょうか。

 いずれにしても、生活道路の排雪は大幅に遅れます。自動車の出会い頭の衝突子どもなどの急な飛び出し斜めになった道路端からの転倒による事故の懸念があります。地域の皆様におかれましては、外出時には一層の注意をされ、事故に遭わないように注意しましょう。