栄町小、保護者引取下校訓練を実施

 大地震が発生し、余震が続いています。そんな想定で、緊急時に児童を保護者に迎えに来てもらう保護者引取下校訓練が栄町小学校で実施されました。

 これは、「校内に不審者が侵入した」「凶悪犯が地区内に潜伏している可能性がある」「大地震、悪天候で児童の安全確保が困難である」などの緊急時に、保護者の方にお子さんを迎えに来ていただく仕組みです。訓練は、緊急のメールを保護者に配信。午後2時ぐらいから学校に保護者の皆さんが集まり出し、担任の先生が保護者を確認し、お子さんを引き渡して下校につくという手順で進められました。

 メール配信や関係機関への連絡など実践さながらの訓練です。大規模災害や子どもをねらった凶悪事件が後を絶ちません。「子どもたちに安全な学校生活を送ってもらおう」という教職員の思いに満ちた取り組みです。こうした学校の緊急事態に、地域として何ができるのか、地域としても検討すべき課題と言えましょう。