さりげない見守りを!栄東福まち研修会

 栄東地区福祉のまち推進センターが主催する「個人情報取り扱い・見守活動研修会」が、11月18日、日の丸会館で開催されました。

 まず最初は、東区社会福祉協議会の滝谷朋子さんから、福まちで保管している「65歳以上名簿」の取り扱いについてのお話です。地区内の町内会では、多くが見守活動をしており、対象者の名簿づくりに「65歳以上名簿」を活用することも少なくなく、その留意点などを熱心に聞いていました。

 続いては、同センター事務局次長から地区の見守活動の状況や方法、異変を発見した場合の対応などのお話がありました。町内会活動も担い手不足など深刻な課題を抱えています。隣近所の方々が、一人暮らしの高齢者の生活上の変化をさりげなく見守っていくことが活動の基本であり、身の丈にあった活動をしましょうと呼びかけていました。

 この日参加した28名は、町内会長や福祉部長、福祉協力員などで日ごろから町内の高齢者の見守活動を実践している方々です。研修を受けた町内会長からは、「65歳以上名簿を活用し、福まちのアドバイスや民生委員とも情報交換しながら、私の町内でも取り組みを前進させたい」という力強いお言葉をいただきました。栄東地区福祉のまち推進センターでは、今後も町内会と協力し、高齢者が安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。

(上の写真は研修会の様子。下の写真は、福まちのスタッフ)