栄東地区に防災用発電機の配備を開始

 栄東地区まちづくり未来会議では、「安全安心に暮らせるまち」を一つの目標にしていますが、このほど、栄東地区の4つの分区に防災用発電機の配備を開始しました。

 これは、平成30年9月の北海道胆振東部地震のブラックアウトを教訓にして、停電時も情報収集や避難所支援が円滑に行えるように、照明、パソコン、テレビ、そして今や情報収集に欠かせないスマホの充電などの利用を想定しているものです。まず、6月9日には、栄新和会館(東区北48条東10丁目)を栄東連合町内会の中谷防火防犯部長が訪ねて、発電機2台を配備し、同会館を管理している栄新和町内会の役員に発電機の使い方、ガソリン携行缶の安全な取り扱いを説明しました。

 これらは、普段、町内会活動等に貸し出しを想定しており、栄東連合町内会第3分区は夏まつりや盆踊りなどを実施する町内会も少なくないため、地域のイベントにも大いに有効活用していただけることでしょう。
 
 なお、今後は、栄東地区の4つの分区に順次配備を広げていく予定で、新型コロナが落ち着いてからは、各小中学校別の避難所運営マニュアルの作成や同マニュアルを活用した実践的な防災訓練も計画しています。

  (写真は、栄新和会館と配備した2台の発電機)