地域のまちづくりに50年。東園町内会祝賀会

 東園町内会(氏家俊春会長)は昭和45年に創立し、今年50年を迎えます。日の丸会館では、その町内会創立50周年をお祝いする祝賀会が2月16日に開催され、現会長から会長経験者4名の貢献を称え表彰するとともに、これまでの活動を振り返りながら多くの会員と50周年をお祝いしました。

 同町内会区域には地下鉄東豊線栄町駅を抱え、栄東地区の中心に位置して、今では250世帯が加入する町内会です。創設された昭和45年には29戸の加入からスタート。当時は、上下水道や街灯設置、道路舗装などがまちづくりの課題でしたが、こうした地域の基盤整備に貢献し、昭和62年の地下鉄東豊線開通を契機に市内有数の住みよい住宅街へと変貌を遂げています。

 今では、防犯や交通安全などの地域の安全安心、ごみステーションなど環境整備、子どもから高齢者までの生活を守り、親睦など幅広いコミュニティ活動をしています。今回は50周年という節目を迎えましたが、地域のまちづくりを支え続けた50年間と言っても過言ではありません。今回の周年行事では記念誌などの事業は抑え、北海道胆振東部地震の経験を踏まえ、発電機などの防災備品の整備に力を入れたと言います。東園町内会は、今後の50年も様々な時代の変化に対応して、堅実に地域の暮らしを支え続けてくれることでしょう。