未来会議ニュース(3)

未来会議は設立当初から子どもの健全育成を重点に様々な事業を実施しています。第2回目ワークショップは、地域における子ども、子育て家庭への支援のあり方などを取り上げています。

1 現状と課題

 栄東地区の児童・生徒数は過去10年大きな増減はありませんが、将来的にはやや減少すると推計されています。
 子ども関係の事業では、中高生などボランティアが参加し、地域行事が短時間で行える社会貢献の場になっています。一方、子ども関連のイベントで役員の高齢化による担い手不足や取り組みの定常化という課題が提示されていました。

2 主な取り組み方向
(1) 参 加

  • 中高生等のボランティア参加促進(楽しく、気軽、子ども同士の交流)
  • 子どもが主役のまちづくりへ(町内会、イベント)

(2) 連 携

  • 学校、幼稚園、保育園と地域の連携促進(例:栄南盆踊り)
  • 地域活動も企業との連携(ともにメリットのある関係へ

(3)情報発信・交流

  • 子育て世代に対する効果的な情報発信
  • 子ども向け情報発信の充実(「栄東げんきっ子」の情報公募)

(4) 活動場所など

  •  活動場所の確保、学校の空き教室の有効活用
  • 企業の空きスペースを活用
  • 子育てサロンの充実(参加しやすい工夫、配置の偏り解消、夜間開催など)
  •  地域の歴史を考える取組

ビジョンを指針に令和2年度からスタートアップへ

 栄東地区は、人口の4人に1人が65歳以上となり、すでに超高齢社会に入っています。高齢者が安心して暮らせるまちは誰もが望むことです。第3回目のワークショップは、「高齢者が安心して暮らせるまち」をテーマに令和2年2月19日に開催します。
その後3月にまとめる“栄東地区まちづくりビジョン“は、令和2年度から3年間申請が可能な札幌市のスタートアップ支援補助金を活用して、ビジョン実現の基礎づくりを進めてまいります。

 参考:他地区のまちづくりビジョンの例(白石地区)