栄東、町内会の夏まつり真っ盛り(その6)

 栄東地区の夏まつりも終盤に入りました。8月13日は、前日から2日間で開催されている栄新和町内会の盆踊り大会です。
会場は、栄新和公園(東区北48条東9丁目)の東向かいの空き地で、北海道独特と言われる「子どもの部」と「大人の部」の二部構成。午後6時30分~7時30分が子ども盆踊り、午後7時45分から9時までが大人の盆踊り大会です。

 「手拍子そろえてシャシャンがシャン」という北海道発祥の「子供盆おどり唄」と太鼓の音が、閑静な住宅街に響きわたります。その音に導かれたように大勢の方が集まり、会場はあっという間に200名を超える人で埋め尽くしました。

 この日、子ども盆踊りの太鼓の叩き手は、お隣の町内会の子どもたちが交代でお手伝いし、威勢のよい音が響きました。手慣れた踊りで参加者を誘導する人、子どもたちと一緒に少し恥ずかしそうですがほほえましく踊るお父さんやお母さん、周囲を見ながら見様見真似で一生懸命踊る小さなお子さんなど、自分のペースで盆踊りの楽しさを満喫しているようです。子どもの部の1時間はあっという間に過ぎて、恒例のお土産をもらって笑顔で会場を後にしていました。

 この間、会場の周辺では交通の誘導棒を手にした役員の皆さんが、子どもたちが事故に遭わないように見守ってくれていました。夏の風物詩として欠かせない盆踊りができるのも町内会活動があればこそということを忘れてはなりません。町内会活動は、地域の伝統的な文化活動も支えています。