無邪気な笑顔が広がるちびっこなつまつり

子どもたちが心待ちの夏の一大イベントに

 学校の夏休み初日、7月26日、栄東地区の子どもたちが心待ちにしている夏の風物詩・「ひのまるちびっこなつまつり」が開催されました。今年、第14回目を迎えるこのおまつりは、栄東地区子ども未来会議(永渕宏代表)・同まつり実行委員会(新井熟委員長)が主催し、民生委員・児童委員などが中心になって、連合町内会、青少年育成委員、児童会館、小学校、幼稚園、つどーむなどが連携協力し、創り上げた夏の一大イベントです。

 出展したコーナーは、じゃんけんやタンバリン、あくしゅなどのコーナーを回る「お楽しみラリー」、折り紙で手づくりの金魚を釣る「金魚釣り」、紙細工の力士をのせた土俵をたたいて相手を倒す「トントン相撲」や「昔遊び」、数字の的にボールを当てる「ストライクアウト」、風船で動物などを創る「バルーンアート」など、”手づくり”で”素朴”な遊びばかり。それが逆に新鮮で、無邪気な子供たちの笑顔が会場いっぱいに溢れていました。

雨雲の動きから栄小開催にシフト

 当日、7時過ぎからひのまる公園で会場設営をはじめましたが、雲行きが怪しくなり、インターネットの雨雲の動きから、9時ごろに会場を栄小学校体育館に移すことを決定しました。素早い変更決定と従事する各種団体が一丸となって移動・設営を作業を行い、10時の開会式にはセッテングを完了することができました。屋内での開催は例は少なく、水遊びのコーナーは中止しましたが、人気のヨーヨーは、帰りのお土産に活用し、子どもたちに喜ばれました。雨のため、例年より参加者数は少ないのですが、ボランティアをふくめて約1100人(暫定値)が1時間半余りの楽しいひとときを過ごしていました。

中高生ボランティアが大活躍

 このおまつりは、ボランティアの多さが特徴です。今年は、中学生が54名、高校生が43名と各コーナーに分かれて主力メンバーとして大活躍しました。ボランティアというと大学生をイメージしますが、担い手の層がより若年層に広がっていると言えましょう。また、ひのまる児童会館や各小学校のミニ児童会館では、同会館に通う小学生などが運営し、長い行列にも一生懸命にコーナーの運営に頑張っていました。このほか、今年は、東15丁目屯田通りの災害復旧工事に従事する企業の皆さんも、会場準備や交通誘導を手伝いいただきました。